公益社団法人稲沢市シルバー人材センター

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しめ縄作り

正月飾り・神社用しめ縄

センターのしめ縄部会では、手作りのしめ縄販売や体験教室を開催し、文化の継承や地域との交流に取り組んでいます。

正月は「年神様」が家々を訪ね、1年の「健康」と「幸福」を授けるといわれています。この年神様を迎えるために「しめ縄」を飾ります。

センターのしめ縄部会では、こういった日本の文化を次世代に伝え、地元で育った稲藁を作って作った愛着のあるしめ縄をたくさんの方に届けたいという気持ちで取り組んでいます。

新年を思いの詰まったしめ縄で迎えませんか。

◆ しめ縄の作り方

① 稲わら作り

しめ縄の材料である「稲わら」は、稲沢市で育った稲を使っており、会員が一つ一つ手作業で「稲わら」にしております。

8月のお盆前から、稲沢市高御堂で育った、穂が出る前の稲を『青田刈り』します。
しめ縄用の稲は『赤米のうるち米』を使っており、他の水田の稲より背丈が高く、茎も太く生育し、稲の葉は濃い緑色をしています。

②稲の乾燥

刈った稲を、太陽を浴びせます。
午後にひっくり返し、裏表とも十分に乾燥させます。

③袴取り

十分に乾燥した稲わらの根元には「袴(はかま)」がついています。一本一本手作業で「袴取り」を行います。
いい稲わらを作りたいと思う会員の気持ちにより、太く青みが綺麗にかかった最高のものが出来ました。

④9月~11月 縄編み・飾り付け

稲わらを数本の束にして、縄編みを行います。

縄あみ

③ご祈祷

大塚のせんき薬師において、安全祈願のご祈祷を受けます。

◆ しめ縄の歴史

なぜお正月にしめ縄を飾るのですか?

正月には、年神様な家々を訪ね、一年の健康と幸福を授けると言われています。この年神様を迎えるために「しめ縄」を飾ります。

しめ縄の由来は何ですか?

天の岩戸に隠れた天照大神(あまてらすおおみかみ)を、岩を引き明けて連れ出し、再びそこに入らないよう岩戸の前に「しめくり縄」をはった、という神話が、しめ縄の始めだと言われています。

なぜ藁(わら)を使って作るのですか?

農耕民族にとって、米の収穫は自然の恩恵、つまり「神」のご加護によってなしえたことであり、藁にはその場所やものを清める意味合いがあるとされています。

しめ縄の飾りにはどんな意味があるのですか?

しめ縄はいつからいつまで飾るのですか?

12月28日までに飾り、1月7日に全てを外し、神社や地域のどんど焼きに持って行って焼いてもらうのが一般的です。

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