シルバー人材センターの仕組み
◆シルバー人材センターの仕組み
●健康で働く意欲のあるおおむね60歳以上の方が会員として登録します。
●シルバー人材センターはご依頼者の仕事を責任をもって請負います。(請負の場合)
●シルバー人材センターは会員に仕事を提供し、仕事量に応じて配分金を支払います。(請負の場合)
●仕事の形態として、①請負・②委任・③派遣(雇用)に分かれています。
◆シルバー人材センターの利点
•各人の希望と能力に応じた働き方ができます。
•会員の技能・技術を高めるため各種の講習を実施しています。
◆注意点
•シルバー人材センターで扱う仕事は、臨時的かつ短期的な仕事、またはその他の軽易な仕事に限られます。
•シルバー人材センターでは、就業や収入の保証はいたしません。
•シルバー人材センターと会員、会員と依頼者との間には、基本的に雇用関係はありません。これは、センターと依頼者は請負・委任契約の当事者ですが、依頼者と会員の関係は、センターを通じて結ばれるため、雇用関係はもちろん、請負・委任関係も直接には発生しません。ただし、派遣の場合は、センター連合と会員の間で雇用関係が発生します。
•請負・委任関係は雇用関係がないため、仕事中の事故に対して労災保険が適用されません。このため、仕事中や仕事先への移動のときの補償として、独自のシルバー傷害保険に入っています。
ただし、派遣の場合は、雇用関係があります。
また、他人の身体、財物等に損害を与えた場合は、センターで加入している賠償保険を適用しています。