シルバー人材センターについて
◆シルバー人材センターとは
シルバー人材センター(センター)は、「自主・自立、共働・共助」を理念とし、会員自らが運営に参画する組織です。
センターは、家庭、企業、公共団体(発注者)からの「臨時的・短期的又はその他の軽易な仕事」を基本的に請負又は委任の形式(派遣、有料職業紹介もあります。)により行います。
定年退職後などに、フルタイムの就業は望まないけれど、臨時的・短期的な就業機会を得たい、追加的な収入を得たいという高年齢者の願いに応えるためにできた就業システムです。
センターは、高年齢者にふさわしく、その経験や能力を活かせる仕事を、ご家庭・企業・公共団体等から請負契約、委任契約、派遣契約及び有料職業紹介事業により有償で引き受け、高年齢者の希望や能力に応じて組織的に提供します。
就業や収入の保障はありませんが、各人の希望と能力に応じた働き方ができます。
センターは、就業を通じて高年齢者自らの「生きがいの充実」や「社会参加の推進」「ボランティア活動の推進」を図ることにより「高年齢者の能力を活かした活力ある地域社会づくりに寄与すること」を目指しています。
◆シルバー人材センターの基本理念
少子高齢社会の中で、若い世代の子育てを支援し、元気な高年齢者が支援の必要な高年齢者を支えます。
シルバー人材センターは、地域の高年齢者が自主的に組織や事業の運営に参画し、国・県・市からの指導・助成を受け「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づき活動しています。
当センターは、「自主・自立、共働・共助」を基本理念として、1982(昭和57)年5月17日に発足。1982(昭和57)年6月1日に兵庫県知事から民法第34条の規定により許可された営利を目的としない公益法人です。
国の公益法人制度改革に伴い2012(平成24)年4月1日に公益社団法人加古川市シルバー人材センターとして移行登記し、新たに公益社団法人としてスタートしました。
2019(平成31)年4月から、「正会員の事業参画推進に係るポイント制度」を導入して、会員主導・地域密着型のシルバー人材センターを目指しています。
2021(令和3)年3月に「第4次中・長期計画」を策定し、過去5年間の事業を振り返り、達成に至らなかった課題やこの事業に影響を及ぼす外的な要因等を分析して、今後10年間の進むべき方向を明らかにいたしました。
会員をはじめ役職員が一体となって、会員主導・地域密着型のシルバー人材センターとして質的向上と量的拡大に取り組んでいます。
◆シルバー人材センターの仕事の仕組み
シルバー人材センターでは(1)請負、(2)委任、(3)シルバー派遣、(4)有料職業紹介といった形式による就業形態になります。