就業システム(請負・委任)
シルバー人材センターの就業システム
●シルバー人材センターは、会員にふさわしい臨時的・短期的な仕事を地域の家
庭・事務所・公共団体より引き受け、会員に提供します。
●お仕事の就業形態には「請負・委任」と「シルバー派遣」があります。
●「請負・委任」は、シルバー人材センターの会員(事業主)が、請負・委任に
より引き受けた仕事を責任を持って完了し、就業量に応じて配分金を受け取り
ます。
●「シルバー派遣」は、請負・委任での働き方では対応できなかった「発注者の
従業員との混在作業」や「発注者の指揮命令を受ける作業」など、多様な働き
方が可能となりました。会員の働いた対価は「賃金」として受け取ります。
シルバー人材センターの「請負・委任」の仕組み
- 発注者からの仕事の受注をセンターが行い会員に提供します。
- 会員は、労働の対価を「配分金」という名目でセンターから支払いを受けます。
- センターは、会員に支払った「配分金」と事務費10%及び諸経費(材料費等)を発注者から契約金として支払いを受けます。
- センター会員の就業形態は、法律上「臨時的・短期的及び軽易な業務」と定められています。
- 会員はセンターとも、発注者との間にも雇用関係をもつことはありません。
- 「請負・委任」という形でひとりひとりが事業者として就業することになります。
◆ 会員の就業形態
〇臨時的かつ短期的な就業(概ね月10日程度以内のもの)
又は、軽易な就業(概ね週20時間を超えないもの)
会員がセンターから支払いを受けるもの
- 配分金(業務量にシルバー基準単価を乗じたもの)+材料費(会員が作業に伴い立替払いをした消耗品・個人の機械、車両使用料)+交通費
発注者からセンターに支払われるもの
- 配分金+事務費(配分金相当額の10%)+諸経費(会員材料費・会員交通費・センター材料費)