会員の声

「草刈り人生」

大和地区　円城寺 善次会員

数年前、知合いの会員より「何か仕事しよらんよったら、シルバーに入らんね」と言われ、次の日シルバーに行き、面接を受けると「あなたの特技は何ですか？」と聞かれ、「頭の要らない仕事なら何でも良いです、頭は付いているだけで中は空っぽです。外仕事なら苦になりません。」と言いました。

「それなら、草刈の仕事はどうですか。」と言われ思わず「はい」と言ってしまいました。草刈機は使ったことはなかったが、どうにか成るだろうと思いました。
数日後、初めての仕事の依頼があり、引き受けました、当日、新入会員なので、早めに現場に行ったが、他の会員はもう草刈機の刃を取り付けられてました。「お早うございます」と挨拶し、私も刃を取付けようとしたが、初めてでわからず戸惑いましたが、他の人のをみてどうにか取り付けました。

一列になって刈っていくと言われましたが、後から来る人が早いので、「そがん早よういくない、おいが足おし切られる」と言いました。午後から草集めをしていたら、会員の一人が「ここは誰が刈ったのだろう」と聞こえてきたので行って見ると、私が刈った所でしたが「私が刈った」と言えませんでした。後で、先輩の会員さんがきれいに刈りなおして下さったそうです。

１年が過ぎ、年がたつにつれ草刈機を使うことが出来るようになり、現在はお客様より仕事をさせていただき大変勉強になりました。お客様から「シルバーさんは本当に親身になって仕事をしてくださる。シルバーに頼んで良かった。毎年頼まんば。」と言ってくださる、帰ってから飲むビールのうまい事。

安全面も気をつけて、「一に安全、二に仕事、三に注意」を忘れず、自己の内容に気を配っております。

あと何年仕事が出来るかわかりませんが、旅行やグランドゴルフを楽しんで好きなお酒を飲んで、健康に注意して残りの人生を楽しんでいこうと思っています。

シルバー会員の皆様の健康とシルバーセンターの発展を願っております。