事業の沿革
◆高齢者事業団の設立
シルバー人材センター事業は、昭和49年に東京都が創設した「高齢者事業団事業」を前身としています。
高齢者の就業施策は、従来、労働行政と福祉行政の二側面から推進されてきましたが、急速に進展する高齢化社会の中で、高齢者の就業ニーズが多様化し、両者間にまたがる分野、労働と福祉両面を包括する新しい就業システムが要請されてきました。
東京都では、昭和48年度末に「高齢者事業団事業」として、その実現に向け着手し、昭和49年12月に「東京都高齢者事業団」を設立しました。
初代会長である大河内一男東京大学名誉教授は、この事業の設立に準備段階より関わり、事業の普及と充実に尽力し、事業の発展の基礎を築きました。
昭和50年2月、地区のモデルとして、シルバー人材センターの第1号となる「江戸川区高齢者事業団」が発足しました。
(以上、「東京都シルバー人材センター連合」ホームページより転載)
◆世田谷区シルバー人材センターの設立
当センターは、東京都の方針とその理念に基づき、都及び世田谷区の指導、援助を受け、昭和53年7月「世田谷区高齢者事業団」として発足しました。
昭和55年12月、本事業が国の施策として全国的に推進されることに伴い、本センターも「社団法人 シルバー人材センター 世田谷区高齢者事業団」になりました。
さらに、平成2年7月「社団法人 世田谷区シルバー人材センター」に名称変更し、高齢社会の一翼を支える団体として重要な役割を担って活動を続けています。
◆公益社団法人への移行と運営の改善
平成20年12月に施行された「公益法人制度改革関連3法」により、平成23年4月、税制面での優遇措置を受けられる「公益社団法人」の認定を受け、移行しました。
今後は、行政庁による監督が行われることになり、役員数の半減や責任の増大、会計処理の変化など、今まで以上にセンター運営の改善を進めていきます。
◆公益社団法人とは .