あゆみと理念
シルバー人材センターのあゆみ
〇シルバー人材センターの創設
急速な高齢化が進展する中で、高齢期を有意義にしかも健康に過ごすためには、定年などで現役引退した後も、なんらかの形で地域との接点を持ちたいと希望する高年齢者が増えてきたことを背景に、昭和50年(1975年)、東京都において「高齢者事業団」が設立されました。
国は、第4次雇用対策基本計画で示された基本方針(常用雇用的な就業に限らず多様な形態での就業機会が確保されるよう努める。)に沿って、昭和55年(1980年)から高年齢者に対する任意的な就業機会を提供する団体を育成する自治体に対し、国庫補助を行うこととしました。これを契機に「高齢者事業団」などの名称は「シルバー人材センター」と統一され、事業が更に拡大されました。
〇シルバー人材センターの法制化とその後
昭和61年(1986年)に施行された「高年齢者等の雇用の安定に関する法律」において、定年退職者などの高年齢者の就業機会の確保のため、必要な処置を講ずるよう努めることが国及び自治体の責務として位置付けられ、シルバー人材センターが法的に認められました。
これにより全国各地にシルバー人材センターが設立され、同法の平成8年(1996年)度の改正により、シルバー人材センターは、新たに都道府県ごとに指定される「シルバー人材センター連合会」の活動拠点として位置付けられました。
〇豊橋市シルバー人材センターについて
昭和54年(1979年)10月、高齢者能力活用協会として創設し、以来、高年齢者の持つ知識技能や経験をもとに地域社会に貢献する組織団体として今日に至っています。平成23年(2011年)4月から県下の先進シルバー人材センターとして公益社団法人となりました。現在、第3次中期計画(令和4年度から令和8年度)に基づき、目標達成に向けて、豊橋市をはじめ各関係機関との連携を十分に取りながら、会員、役職員一丸となり実現に向けて努力をしております。
センターの基本理念
理念の説明
自 主 …… 自分のものとして考え
自 立 …… 自分たちの力で育てる
共 働 …… 一緒になって働く
共 助 …… お互いに助け合う