公益社団法人中能登町シルバー人材センター

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トラブル系

よく起こるトラブルとは

隣人の口出しはお控えください

隣の家の人が依頼した仕事に、あれこれと周辺住民が注文するのはどうかと思った話。

これは木の枝切り作業に行ったお宅でのことです。
畑にある木が大きくなりすぎたので、出ている枝を切るようにシルバーに依頼がありました。
枝を切ってさっぱりしてほしいとの事です。
はじめに聞いたお客様の希望通りに切っていると、隣の人が出てきて「この木がこっちに出ていてジャマだから根から切ってほしい」と言ってきました。
いくらジャマだからといっても持ち主の了解を得ずに勝手に切るわけにはいきません。
なので「隣の人の木で了解も取ってないから、勝手に切る事は出来ません」とお断りましたが、「じゃあ、この出てる部分から切って」などとしつこく言ってきました。

同様のやり取りが他でも多く、切ってほしいのなら自分で隣の人に言えばいいのに、
お互いの関係が悪くなる可能性があるので言えないのでしょう。
そこは分かります。
が、隣人に見つからないようにこっそりやって来ては、シルバー作業員を騙して切らせようとするのはどうかと思います。
やり方に問題があります。

昔、これに騙されたことがあります。
「家の裏の竹を全部切ってほしい。うちの土地だから」と嘘をつかれて騙されたことがあります。
竹を全て切り終わったころに竹の本当の持ち主が帰ってきて、勝手に切られた竹を見て、
「なんじゃこりぁーー!」「何、人の竹を切ってるんだ!」と怒られました。
その竹は商売で使う希少な種類で価値があったそうです。
当然すべて弁償しました。
嘘をついて切らせるなんて、当時はこんな信じられないことをする人間がいることに驚きました。

それ以来、木を切る時には警戒するようにしています。
隣人があーしてこーしてと言ってこようが一切無視します。

だから隣の家にシルバーが作業に入っていても、勝手にオーダーを出さないで下さいね。
隣人同士で解決してくださいませ。