2018年9月4日の台風により、中能登町では多くの住民が被害を受けました。
樹木が倒れたり、トタンや瓦がずれたりなどの被害です。

今回の台風の特徴は、風の強いピーク時に突然風向きが逆になったことで被害が増したことです。
始めは強い力で押されていたのに、急に反対の力で引っ張られることで根が起こされ、木が倒れやすい風の吹き方でした。
幹が折れず、根っこごと綺麗に抜けて倒れている木が現場で多く見られました。

倒木の撤去依頼の中で、重機を使わないと出来ないほどの大きな木は手に負えず、お断りしたお家もありました。
すべての台風に関する依頼の処理を終えるのに3か月もかかってしまいましたが、
今回のシルバー人材センターで依頼があって対応した被害額を記しておきます。

9/4の台風と大雨の被害による依頼の受注件数と金額
依頼件数　　　　　 77件
依頼金額　　2,214,368円　（内人件費1,560,000円）
　(2018.12/13調べ　中能登町シルバー受け分)

最も多い依頼は倒木処理で全体の半分近い36件で金額もおよそ半分を占めます。
珍しいものでは「小屋が飛んでいったので処分してほしい」などの仕事依頼もありました。

この地域では、台風を含めしばらく災害らしい災害がありませんでした。
今回の久しぶりの大きな台風で、「この大きな木は危ないよねー。切った方がいいかね？」と相談されるお客様も多く、
人様に迷惑をかける前に切ってほしいとの依頼も増えています。

そこで一言。
危険だと思う木は早めに切った方がいいと思います！
放っておいても解決しません。　
もっと木が大きくなって危険ですし、切るのに費用も高額となるだけです。
子どもに残しても迷惑なだけです。
早いうちの伐採をおすすめいたします。