羽生市の概要と歴史
概要と歴史
羽生市は、関東地方のほぼ中央で、埼玉県の北東部に位置し、東と南は加須市、西は行田市、北は利根川を隔てて群馬県に隣接しています。
市域は東西10.25Km、南北6.71Km、面積58.55平方キロメートルです。
主な交通機関は東武伊勢崎線、秩父鉄道、東北自動車道羽生インターチェンジ、国道122号、国道125号があります。
市の中心部は、商工業の市街地となっており衣料の町として発展し、周囲は農業地帯で肥沃な田園に恵まれています。
市の歴史としましては、利根川沿いで水利が良く土地も肥え、早くから農耕文化が栄えたところで古い塚や古墳、出土した埴輪はそのことを証明しています。このため羽生の地名は埴輪から転化したものだといわれています。歴史上、羽生という地名が出てくるのは文明10年(1478年)の太田道灌の手紙に「武州羽生の嶺に立てこもり」と書かれているのが最初です。その後「羽生城」ができ、その支配する領分を羽生領と呼ぶようになり、「羽生」の地名が広まったと考えられます。徳川家康が江戸に幕府を構えると、江戸を守るかなめとなり、幕府直轄の天領や旗本領が多くなりました。明治期に入り合併が繰り返され、明治22年市町村制施行により1町8村ができ、昭和29年9月1日には、羽生町ほか6村が合併し羽生市が誕生、県下16番目で現在に至っています。
昭和59年4月9日に羽生市高齢者事業団として発足、昭和63年12月28日に県知事の許可を受け社団法人羽生市シルバー人材センターへと移行し、事業も順調な発展を続けています。