♦ 労働者派遣事業（シルバー派遣事業）

シルバー人材センターの人材派遣をご活用ください

シルバー人材センターは、定年退職者等のシニアに対して地域に密着した仕事を提供することにより、働くことを通じて生きがいの充実や社会参加の促進を図ることを目的に設置された法人です。
シルバー人材センターの提供する業務は、これまで「植木の剪定」や「除草」などの請負業務が中心であり、発注者の従業員と混在する業務や指揮命令を受ける業務は提供できませんでした。

しかし、法改正に伴い、労働者派遣事業（シルバー派遣事業）による雇用就業が可能となり、そうした業務への対応も可能になりました。

現役時代は企業や官公庁で活躍されていた方、自営業を営んでいた方など、会員の経歴は多種多様です。
これまで培った知識や経験をもとに、貴社のお役に立てる人材がきっといます。

派遣元事業主：公益財団法人いきいき埼玉
実施事務所：公益財団法人いきいき埼玉シルバー人材センター連合蓮田市事務所

シニア世代の派遣就業に関する主なメリット

３年の期間制限を受けません

派遣法では、原則として同一の労働者派遣を3年を超えて同じ事業所に派遣することは出来ません。
しかし、６０歳以上は適用除外とされていますので、シルバー会員は３年を超えて就業することが可能です。
※ただし、シルバー事業の基本理念はローテーション就業のため、同一の会員の継続就業は、最長でも５年とさせていただいています。

定年退職後、元の勤務先に派遣できます

派遣法では、離職後１年以内の人を元の勤務先に派遣することを禁じていますが、定年退職者は適用除外とされています。
社内の規定により、継続雇用ができない社員の方もシルバー会員となり、本人の希望により、元の勤務先に派遣することができます。

経費の削減に繋がります

直接雇用の場合にはあまり意識されない経費が削減できます。
例えば、募集、選考、採用にかかる諸経費や社会保険料、福利厚生費、賞与、退職金といった付帯費用はかかりません。

業務量の変動に対応できます

時期によって業務量が変動することはよくあることです。
しかし、ピーク時にあわせて人員を整備するのは大変です。
繁忙期だけ、人材派遣を活用すれば無駄のないオペレーションが可能になります。

正社員はコア業務に集中できます

どんな企業にもある定型業務には人材派遣での対応が適しています。
定型業務を派遣会員にまかせることで、社員はより高度な判断や創造力を要求されるコア業務に専念できます。

派遣開始までのお手続き

契約にあたり、お客様（派遣先事業主）にお願いする事項

派遣元責任者等の選任

　　派遣労働者の就業に係る一定の権限を有する方を①派遣先責任者に選任いただく他、
　　就業現場での②指揮命令者、③苦情受付者の選任をお願いいたします。

安全衛生、教育訓練の実施

　　派遣労働者に対し、安全な就業を確保するための教育及び業務に必要な知識・技能を習得するための教育の実施をお願いいたします。
　　内容は派遣元担当者とご相談ください。

派遣先管理台帳の整備

　　所定の様式に従い、派遣労働者ごとに台帳の整備をお願いいたします。
　　台帳の様式は派遣元担当者がご用意いたします。

　　※その他、派遣法に掲げる「派遣先事業主の講ずべき措置」の遵守をお願いいたします。