シルバー人材センターとは

　高齢者のライフスタイルに応じた就業、雇用、社会参加の機会を提供し、健康で生きがいのある生活の実現と社会福祉の向上や地域の活性化に貢献している公益法人がシルバー人材センターです。多くの高齢者が、会員として組織を運営しています。

シルバー人材センター事業について

法律に基づき事業運営する公益法人

　シルバー人材センターは、原則として市区町村単位に設置されており、国や地方公共団体の高齢社会対策を支える重要な組織として一部補助金を受け、都道府県知事の許可により「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づいて事業を運営する公共性・公益性の高い公益社団法人として位置づけられております。

高齢者の就業及び社会参加を通じて地域社会に貢献

　シルバー人材センターは、定年退職者などの高齢者に対し、そのライフスタイルに合わせた臨時的かつ短期的な就業機会を提供するとともに、環境美化などのボランティア活動をはじめとする様々な社会参加と通じて、高齢者の健康で生きがいのある生活と地域社会の福祉の向上及び活性化に貢献しております。また、少子高齢化社会の中で若い世代の子育てを支援し、元気な高齢者が支援の必要な高齢者を支えています。

【シルバー人材センターの体系】

基本理念『自主・自立』『共働・共助』

　シルバー人材センターは、組織的に働くことを通じて追加的収入を得るとともに、健康を保持して生きがいを持ち地域社会に貢献するという、会員ひとり一人が自主的に参加して活動する『自主・自立』『共働・共助』を基本理念とした会員組織です。

■『自主・自立』による会員主体の運営

　シルバー人材センターは、会員による自主的・主体的な運営を理念としています。

■『共働・共助』のもとで働く

　経験と知識を生かし、お互い協力し合いながら仕事を開拓し、働くことを理念としています。