シルバー人材センターに入会して早くも１８年、間もなく８５歳を迎えます。お陰様で毎日　元気に近くの自転車駐輪場で働いています。仕事の合間を見つけてはカメラを片手に、自身の健康を兼ねて地域の公園や山・川に出掛け、写真を撮り歩いています。その写真はセンターの１階の交流ひろばに掲揚しています。写真を見た多くの方が多少なりとも心が癒されれば一石二鳥です。　

　子ども達が社会人になった頃、ダイビングを始めました。ニモ＆ドリーに癒され、鯵や鰯の美味しさに感動したくて、時々海に行きます。最近は「ＳＤＧｓNo１４海の豊かさを守ろう」で環境問題も考えるようになりました。海の日には「海洋戦士シーセーバー」と一緒にビーチクリーン活動に参加しています。体力と筋力と金力？が続く限り頑張りたいと思っています。寒さにも暑さにも負けず、シルバーのお仕事もがんばります！

日本のNKK鶴見造船所で建造され日本を離れる時が近くなった時、船内事故により担当者が骨折、担当上司に船上テストとオランダ＝アムステルダムまで配電盤（船全般の電気回り）を点検しつつ乗船する事を依頼される。日本を離れ晴海ふ頭から、台湾を右に更に南下、最初の寄港地であるシンガポールへ向かいました。洋上では、船のブリッジにお邪魔し更に南の方向を見ていると三本の水柱が突然表れました（これは台風が出来る水柱）。更に南下しシンガポールへ到着。船の買い物として扇風機約１００台（この船は北海を運行するので冷房設備が付いていません）を購入しシンガポールを無事に出港し次港コロンボへ。コロンボは2度目（海岸線はゴミの山、悪臭のひどい国）イメージ変わらず、外には一度も出ず次港スエズ運河まで一番長い航海となります。インド洋を横断、アフリカ東部に到着危険区域ソマリア沖に。到着船の扉全てをロック、スエズ運河到着までとにかくロックとなりました。スエズ運河到着５０隻がスエズ運河を渡るため水先案内人を待っている。約半日いくら払ったのか判りませんが、渡航開始しました。渡るなか一日でアレクサンドリアに、コウランを聞きながらと行きたいがスエズ運河両岸にはタンク（戦車）残骸が並んでいる。スエズを抜けて "地中海”。地中海に入るや、今までの船内に溜めていた海水を全て流し地中海の透き通った海水に入れ替える（ギリシャの海の海水）。この海水でプールに水を張りひと泳ぎ（綺麗です綺麗でした）、その後はイタリアのマルタ島を見ながら地中海を進みジブラルタルへ。ジブラルタル右にヨーロッパ、左にアフリカ（ポルトガルの小島でもイギリス領）。ここで一泊、船に乗る作業員（ヨーロッパ人）が入船、カジノ関係の女性、各部の人（バーテンダー、ウエイターとか諸々）これからはポルトガルの横を北上メキシコ湾海流の波をまともに受け波の高さは１０MM近くまでうねり、立ってもいられず部屋で寝ているだけでした。波に乗り、何時間経ったかスペインの北を抜けてドーバー海峡へ、無論イギリスとフランスの海峡（白壁）を抜けると波も静かに。そしてやっとオランダへ、オランダに着くなり平らな土地運河の街並みとなり一度ロッテルダム近くで停船、ヨーロッパの一夜を楽しむべき、下船し（1分）バーで船員とビールを飲み過ぎ(もうビールはやめ）。アムステルダムへ次の日に訪問、Ｕターンしベースであるロッテルダムに停泊、色々な歓迎が終わり、処女航海いざイギリスのヨークへ、冬の北海（荒波）を超えて一晩でキングストン港へ、到着後、海のゲートが閉まる　（海の高低差が激しいのでダム形式で６ｍｍの高さを調整）。到着後帰国日程を調整3か月による船乗りの仕事を終了する。　“思えば遠くに来たものだ！”

３年にも及ぶコロナ禍のお家時間中に、離れて暮らす孫達や会えない友人知人へ、地方に伝わる昔話や自己流のアマビエ、動物や草花などを描いた絵手紙を送っていました。
　自分の好きな事に没頭できることはストレス発散になり、自分にとっての幸せな時間だと思えます。不自由な今日この頃ですが、ハシビロコウを見習って、シルバーパワーで乗り切りましょう！

　シルバーパソコン教室にお世話になり１７年。ワード、エクセル指導の研鑽に謹む傍ら、静止画ムービーに惹かれ、旅行の思い出、桜の季節には近郊を巡り、撮影・編集を楽しんでいました。
　２０１９年３月にコロナが始まり、パソコン教室も休講が増え、旅行も出来なかったので余暇がたっぷりでき、隙つぶしに花のムービー作りを始めました。梅・桜に続き、牡丹・芍薬(シャクヤク)・躑躅(ツツジ)・薔薇・百合・紫陽・向日葵・百日紅(サルスベリ)・秋薔薇…そして珍しい花を５分程度に纏め、ＬＩＮＥのメル友約６０人に送信し、自己満足しています。
　これからも、人込みを避け撮影に励み、メル友に鑑賞していただこうと思っております。

　現役を引退した私は、今後の生活をどのように過ごすか妻と話し合い、「引きこもりを避けるために地域コミュニティーに関わりながら、お互いに決めた約束を守りながら、趣味を通して『同じ価値観を持つ仲間達』との活動を続けて生活を送る」と言う結論を導き出しました。





趣味を満喫するための妻との約束
◆ 現在所有するクルマ・自転車・バイク・登山道具・太極拳グッズを使用し、新たに入れ替えをした場合は、古いものを処分する。
◆ 状態維持のためのメンテナンス作業は、自分自身で行う。
◆ 普段から体調管理に留意し、競技大会参加の際はベストを尽くす。
◆ 体調の異変・状態にトラブルが発生した場合は、専門家に相談し、自己判断を止める。
◆ これ以上趣味を増やさない。

基礎体力維持・向上目的の趣味
① ランニング：マスターズ記録を参考に年数回の競技大会に参加し、自分の記録と実力を確認する。
② 太極拳：稽古に参加して年数回の競技大会に参加し、自分の記録と実力を確認する。

技術・体力・知識・経験が必要な趣味
③ 登山：百名山踏破する為にガイドブックのコースタイムと比較しながら、自分の実力を確認する。（現在、８４座達成中！）
④ 自転車競技：年数回の競技大会に参加し、同年代参加者と自分の記録と実力とを確認する。
⑤ バイク：動態保存するために同じ車種を持つ仲間との情報交換を行い、仲間と宿泊ツーリングを年数回楽しむ。
⑥ クルマ：愛車の知識を深め、愛好家仲間とショップが主催するイベント等に参加する。

”自分もやっていた””チャレンジしたい”と思った方は、お声がけください！
（連絡先：yamasan@a.toshima.ne.jp）