シルバー人材センターとは
シルバー人材センターとは
シルバー人材センター(センター)とは、高年齢者が働くことを通じて生きがいを得ると共に、地域社会の活性化に貢献する組織です。
センターは、原則として市(区)町村単位に置かれており、国や地方公共団体の高齢社会対策を支える重要な組織として、 「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づいて事業を行う、 都道府県知事の指定を受けた公益法人です。
センターは、定年退職者などの高年齢者に、 そのライフスタイルに合わせた「臨時的かつ短期的又はその他の軽易な業務(その他の軽易な業務とは、 特別な知識又は技能を必要とすることその他の理由により同一の者が継続的に当該業務に従事することが必要である業務をいいます)」 を提供するとともに、 ボランティア活動をはじめとするさまざまな社会参加を通じて、 高年齢者の健康で生きがいのある生活の実現と、地域社会の福祉の向上と、活性化に貢献しています。
シルバー人材センター事業のしくみ
シルバー人材センター(センター)は、家庭、企業、公共団体(発注者)からの 「臨時的かつ短期的又はその他の軽易な業務」に対し、会員の中から適任者を選任して、その仕事を行います。(ここでいう「その他の軽易な業務」とは、特別な知識又は技能を必要とすることその他の理由により同一の者が継続的に当該業務に従事することが必要である業務をいいます。)
シルバー人材センター用語集
【用語】シルバー人材センター
高年齢者等の雇用の安定等に関する法律第44条に基づき都道府県知事から指定を受けたシルバー人材センター連合およびシルバー人材センター連合の会員のシルバー人材センターをいいます。
【用語】会員
シルバー人材センターに入会し、就業機会の提供を受けることを希望する高齢者をいいます。
【用語】発注者
シルバー人材センターに業務を発注する企業、家庭、官公庁などをいいます。
【用語】請負
当事者の一方がある仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対してその報酬を支払うことを約して行う行為をいいます。
【用語】委任
当事者の一方が事務をすることを相手方に委任し、相手方がこれを承諾して行う行為をいいます。
【用語】派遣
自己の雇用する労働者を、その雇用関係のもとに、かつ、他人の指揮命令を受けて、その他人のために労働を従事させることをいいます。
【用語】料金
発注者が、シルバー人材センターに請負、委任、派遣の対価として支払う報酬、職業紹介の手数料をいいます。
【用語】配分金
シルバー人材センターが会員に、請負、委任の対価として支払う報酬をいいます。