令和6年度定時総会
令和6年度定時総会 開催
理事長挨拶(抜粋)
総会の開会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
本日、「令和6年度公益社団法人阿南市シルバー人材センターの定時総会」を開催いたしましたところ、公務何かとご多忙のなか、岩佐市長様、藤本議長様をはじめ、ご来賓の皆様方にご臨席を賜り、心からお礼申し上げますとともに、常日頃からシルバー事業の充実・発展に、格別のご支援ご協力を賜っておりますことに、衷心より厚くお礼申し上げます。
議事に先立ちまして、シルバー事業の振興に寄与されましたお客様、10年以上在会され、事業活動が顕著でありました会員様、そして、安全スローガンの募集において、特に優秀であった作品に選考されました会員様に、感謝状と表彰状を贈呈させていただくこととしております。
さて、我が国は人口減少や少子高齢化が進み、世界に類を見ない超高齢化社会を迎えております。令和5年度版、内閣府の高齢社会白書によりますと、日本の高齢化率は総人口の29%を占め、阿南市では全国平均を5%上回る34%となっております。
こうしたことに伴い、センターを取り巻く環境は、定年延長による新規入会者の減少や既存会員の年齢上昇で、会員の確保がますます難しくなっており、昨年10月から始まった消費税インボイス制度による納税負担を含め、依然として厳しい状態が続いています。また、本年11月からは、労働環境整備などを目的として施行されます「フリーランス法」の趣旨により、「契約方法の見直し」が、国と全シ協で検討されており、当センターにおいても、県内のセンターと情報を共有しながら、お客様や会員の皆様方に対しまして、丁寧な周知を行い、令和7年度からの実施予定としておりますが、人生100年時代、「高齢者が、健康で生きがいをもって生活のできる地域社会を目指す」というセンター本来の責務がますます重要となってきております。
このような状況に対応するため、将来に向けた展望をしっかりと持ち、社会経済情勢の変化を的確に捉え、法改正やデジタル化に対応すべく、今年度から5年間を目標期間とした「第3次中期計画」の策定を行ったところでございます。
次に、令和5年度の事業実績につきましては、会員数700人、請負と派遣事業を合わせた総合実績では、前年度と比べて5.2%増の3億1千2百万円となりました。今後とも、会員皆様方の安心・安全・健康を第一に「生涯現役社会」の実現へ向け、「魅力あるセンター」を目指し、役職員一丸となり、シルバー事業の発展のために邁進して参る所存でございます。
結びになりましたが、皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
感謝状及び表彰状の贈呈
四宮タンカー㈱ 様、㈲富岡自動車学校 様、益崎胃腸科内科 様
2.表彰状「会員として10年以上在会し、事業活動が顕著であった者」
岩佐由利子 様、片山美佐子 様、川田トヨコ 様、黒田俊徳 様、澤田誠二 様、谷本英之 様、福岡 登 様、和渕冨男 様
3.令和6年度安全スローガン(募集において特に優秀であった作品)
優秀作;岡澤威司 様
『お互いに声掛け声出し 安全作業』
入選作;横手美男 様
『忘れるな ヒヤリハットの教訓を』
入選作;有吉悦子 様
『見逃した 聞き逃したのは ケガのもと』